介護士が夜勤の仕事をするメリット

介護士は日中だけではなく夜間も入所者のお世話します。介助や付き添いは時間を選びませんし、夜間は特に安全に配慮しなければいけないでしょう。

施設が2交代制のシフトを採用している場合は、夜勤の担当者は夕方出勤になります。日勤担当者から仕事の引き継ぎ、夕食の準備や服薬、就寝前には着替え、おむつ交換や排泄介助の業務を行います。就寝時間になり入居者が眠りにつくと、翌日の用意や記録作成、ナースコールの待機をしながら定時には巡回をしなければいけません。翌朝になっても起床・朝食と介助の仕事は続き、時間になると出勤してきた日勤担当者と交代になります。夜勤の休憩時間は1時間から2時間ほどとなっています。この間に食事を食べ、仮眠室で仮眠を取ったりします。最初のうちは慣れないもので大変だと思いますが、慣れてくると夜勤の良さというものがわかってくるでしょう。

夜勤のメリットは、夜勤手当があるため給料がアップするという点です。夜勤手当の平均は1回約5000円から8000円ほどです。月に5回夜勤をしたとして、月の給料が2万5千円アップします。年間にすると約30万円程度収入が増加することになります。夜勤を頑張るとボーナスが1回分増える計算になります。収入がアップするのは、夜勤のしごとの最大のやりがいであるとも言えるでしょう。

また、2交代制で夜勤をすると翌日は1日休みになります。夜勤が終わって帰宅した次の日もまだ休日ということです。このように勤務後に連休感覚を味わえるのも夜勤の魅力だと言えるでしょう。1日半ある休みは、趣味やレジャーに有効活用できるでしょう。